カルナック神殿        
《聖地》

ここでの見所は
@折れたオベリスク
Aスカラベの彫刻
Bラムセス9世と大祭司アメンヘテプの壁画

折れたオベリスクです。
もともとは、現在第5塔門と第6塔門の間に立っている、
ハトシェプストのオベリスクの相方だったそうです。


折れたオベリスクの頭部


アメン神の名前と絵が彫りなおされているのが分かります。
おそらく、イクナトンが宗教改革の際にアメンを削り取り、
後の時代に再度、彫刻されたのでしょう。。。
ハトシェプストがアメン神の娘とされています。



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ハトシェプストの名前を確認することができます。
また、絵の上に書かれたペト(天)の文字には、星の模様が描かれています。
細かい。。。。

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両脇にセティ1世の名前が書かれています。

また、真ん中には、トトメス3世らしき
名前が、消されたような跡が。。。。。。。
でも、この上に書かれているホルス名は
ハトシェプストのものなので、トトメス3世が
名前を書きかえて、後の時代に誰かに
消されたのでしょうか???????
消された跡を見ていても、トトメス3世の名前
にしては、ちょっとスペースがありすぎるような。。
これは、一体何を示しているのでしょうか?


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アメンヘテプ3世のスカラベ彫刻

このまわりを回ることによって、幸せになれるらしいです。
ちなみに、何回まわるといいのかは、ガイドさんによって
言っている回数が違います。。絶対テキトーに言って
いると思うのは私だけでしょうか??


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ホルエムヘブの名前発見!
絶対、誰かの名前を書き換えた
ということが見え見え。。。。



ラムセス9世と大祭司アメンヘテプの壁画。
ラムセス9世の力が弱くなっていたため、
ファラオと大祭司が同じ大きさで描かれています。





聖地周辺の様子。いつも人でいっぱいです。。



このページを作成するにあたり、主として図説古代エジプト誌 古代エジプトのファラオ」「古代エジプト神殿大百科」を参考とさせていただきました。



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