第六塔門東側には、上下エジプトを象徴するロータスと
カルナック神殿
《第六塔門周辺》
トトメス3世が建設した第六塔門の壁には、トトメス3世が遠征した西アジアの国々、都市、部族の名前が刻まれています。
これらの被征服民の名前は城壁をかたどった楕円形の枠に書かれています。
よくよくみると、手が後ろで縛られていることが分かります。
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パピルスの浮彫りを施した、花こう岩製の角柱があります。
トトメス3世の上下エジプトの柱の北側には、ツタンカーメンによって奉納されたアメン神と、アメン神を女性化したアメント女神の像です。
アメン神の像はツタンカーメンのイメージで作られており、元来はツタンカーメンの名前が刻まれていましたが、後にホルエムヘブによって
流用されてしまったらしいです。
アメント女神の足元には、アンクの模様のアンクレットが
刻まれています。なお、アメント女神の像はツタンカーメンの
後の王であるアイによって奉納されたらしいです。
このページを作成するにあたり、主として「図説古代エジプト誌 古代エジプトのファラオ」「古代エジプト神殿大百科」を参考とさせていただきました。
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