アビドゥス セティ1世葬祭殿

アビドゥスは古代の人々にとっての聖地みたいなものでした。
昔の日本人が伊勢参りをしたように、古代エジプト人はアビドゥスに巡礼をしていたようです。

みどころは何と言ってもセティ1世葬祭殿です。
セティ1世が建設を開始し、息子さんのラムセス2世が完成させたようです。

セティ1世葬祭殿での見どころは、
@オパーツ
A王名表
Bオシレイオン
C7つある至聖所
Dキレイなレリーフ
です。


 


有名な(?)オパーツです。
飛行機とか、潜水艦とかが描かれているといわれています。



でもでも、よくよく見ると・・・
ヒエログリフが2重、3重に書かれているだけのような・・・


こんな感じ???こっちはぴったり。


もうひとつ。。これはぴったりではないかも。。


左上にピンクでなぞったのと同じような文言が
カルナック神殿の野外博物館(トトメス4世)の
神殿の柱に描かれていました。


同じく、カルナック神殿の野外博物館。


もうひとつの方は、ルクソール西岸、
ラムセウムに同じような文言が。。


ラムセウムの円柱にも描かれています。
アビドゥスのオパーツに描かれている文言と似てるよね?

  
 
  
 


王名表。


王名表の前には、セティ1世とラムセス2世が並んでいます。


スタートはメニ王から。


スネフェル・クフ・ジェドエフラー・カフラー・メンカウラー


アメンヘテプ3世とホルエムヘブ。
間にいるはずの、イクナトン・ツタンカーメン・アイ様は
いなかったことに・・・・


トトメス2世とトトメス3世の間にいるはずの
ハトシェプスト女王もいなかったことに・・・・。

  
 
  
 


オシレイオン。


さすがに、水の中には入れません。


メルエンプタハの名前が刻まれています。

 
  
 
  
 


牛追い中。


牛さんがちょ〜キュート!!!


セティ1世ゾーンの壁画はとてもキレイ。


この神殿には至聖所が7つありますが、オシリスの至聖所だけが、
奥へ続いています。奥には広い空間があります。


トトさん。


トトさん拡大。
トトさんが持っている杖は上下エジプトが表わされています。
ちょ〜凝っていますねぇ〜〜。。。


セティ1世がマアト様をささげています。


拡大。マアト様だぁ〜!!!


ラムセス2世が作った方の壁画はちょっと粗めのつくり。

 
2009年より、コンボイでの移動が緩和されたようです(日中であれば、コンボイ不要)。
このため、集団行動をしなくてよくなったので、観光時間はたっぷり取れるようになりました。
朝早くにルクソールを出て、アビドゥス&デンデラを満喫してください!

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